彼女、16歳。僕、21歳。 R16/♀/タイトル借用:00






全てを掻き消す温度



自身の白までも染めてしまう恐怖



蝶よりもはやく走れた頃



あまりに透明な赤は僕を濁す白になる



ただひたすらに不自由なはずだった



それでも彼女の赤が褪せることなんて無いんです。



窒息死の快感



狂気まみれを裸足で歩く




これが僕の愛してやまない

(この夏の赤を全て忘れる頃には、この四季さえ死んでしまっているのだろう。)