涙でぼやけてあなたが見えた気がしたけど / 黙って愛を語ってみせて / 見下すその目が愛おしいから / 見上げる術もない 見上げる空もない / 永遠ではなく、しかし一瞬でもなく / 明日の在り処さえわからない / 僕の上で華麗に踊って / 嗚呼、きみに、さよならを告げたかった / 優しさだけを斬り捨てて / 貴方の信じるものは偽りに満ちて嘆くから
与える愛か 奪う愛か / 神は死んだ 愛する息子の手によって / 聞けば聞くほど尚更 / さよなら 色彩豊かなあなた / 貴方の歌に溺れていたい / 祈れ 願え 叫べ 空洞の天に向かって / たった一握りの デッド オア アライブ / そして課せられた制限は限界を超えて / ユーサネイジア あなたの為に / さよならの色が目に沁みて
愛ほど虚ろなものなど / 誰か 苦しまないで済む生き方を教えて / 生と死が あまりにも近い存在だったから / 徐々に消えゆく光に怯えながら僕らは寝入る / 君が思うよりもずっと 光と影の愛は深い / 空はいつも逃げてばかりだ / 開いた傷口が同じだったから / すべては光と闇の狭間に / 貴方の瞳の奥にはいつも雨が降ってる / 私たちは何の為に戦って 何の為に傷付いて
偽った舌先が剣になる / 嘘吐かないで 吐くなら上手く / 馴染むように響いてくる / 銀の翼の悪魔が囁く / 太陽があまりにも弱々しい光を放つものだから / 確信的無意識の領域 刹那的運命の不条理 / 夢見心地で 奈落に堕ちよう / 明日への希望と孤高と苦痛と / 限りなく黒に近い灰色で染めて / その場限りの愛を頂戴
花よりも優しく眠りたい / 光はいつも 安らかな眠りを妨げる / たった一粒の愛を噛み砕いて / 僕達は理由を求めすぎたんだ / 泣くみたいに笑うんだね / 叫んでも叫んでも 届かない言葉に似た / 明日あなたの元へ旅立つ私へ / 声は黒い空に吸い込まれ / 無駄を生きよう 生きていられるうちに / 嘘吐きは自分を偽って生きる術を知っている
意味の無い言葉の群れ / 吐き出すように雨を降らす / 所詮は子供騙しなのよ / 最初で最後の痛みを胸に秘めて / 無益だ。(そもそもすべてが) / 世界が月の光で生きてる / 苛立ちは空を駆けて / 僕達は長過ぎる冬に舌打ちをした / 煉獄で会いましょう / 融点について考える儀式
行け 輪廻の果てへ / 声にならない叫びが篭って / 空が青いから海は青いの、それとも、 / 合理主義とその対極に線を引くいわれ / 演じることはすなわち偽ることだ。 / 傷つけたいのか 傷つきたいのか / 所詮は気の迷いなのです。 / キミが笑顔でいるだけで 僕は涙を忘れるよ / どうして純粋に好きなままでいられないんだろう / たとえ其処に名前の無い神様が居たとしても
貴方の言葉は優しい凶器 / 悲鳴に似た喘ぎ声で苦しめないで / 君が痛みを感じるのはきっと、 / ずっとずっと繋ぎとめる言葉ばかり考えてる / 翼を失くした天使は もう空には帰れない / 過不足無く 愛してゆけたら / 最近歌うか喚くかしかしてないよね / 急かす、揺らす、煽る、強く、 / ただ、不純な愛ほど届かない叫びになる / 言葉なんて覚えなければよかった
大きすぎる幸せは恐怖と紙一重で / 痛みを伴う愛情と色情の乖離する音 / 捏造された過去と約束された未来を渡って / それでも私は生きる 抱え込んだ罪の数だけ / 君の言葉に低温やけど / そう言ってあなたは私の心を崩すのね / 愛してしまうのは こんなにも簡単なことなのに / いつか見た夢はてのひらから零れ落ちて / とても静かに幕を破り訪れる暗闇 / 過去を悔やんで満ち潮を待つ
魚の本能を忘れてはいけない / 咲いて強い花になる / 背中の爪痕が傷になって僕を責める / 唸るようなサイレンに私は身を竦めた / 空から降るその大きな何かに目が眩み / ただの中和作用の弊害だよ。 / さよならは最後の言葉じゃない / 見せ掛けだけは合法なナイフを振りかざして / 口先だけの愛に 私は溺れかけてる / ゆるり進化するぼくら
FROM なれ吠ゆるか
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